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益城町社会福祉協議会より感謝状をいただきました

 4月22日、井関熊本製造所において、益城町ボランティアセンター開設2周年の感謝祭が開催され、井関熊本製造所、ヰセキ九州、連合、JAMとともに、井関農機労働組合も、震災当時の活動が評価され、感謝状を受け取りました。

発災後、井関熊本製造所のグランド、蘇望苑にボランティアセンターが設置され、直後から本当に多くのボランティアの方々が支援におとずれ、労働組合はJAMや連合の仲間とともにその支援活動に携わってきました。一方、製造所の復旧も従業員の努力に加え、グループ企業や関係業者の協力も受け、早期に稼働を再開することができました。いま思い返すと、災害支援も製造所の復旧も、本当に多くの方々が一つの目標に向かって大きな力を発揮できたと感じます。また、当時を振り返るDVDが流れ、あらためて、井関農機が益城町にあって良かったと言ってもらえるような地域貢献ができたのではないかと感じました。

 「災害ボランティアセンター」は「地域支えあいセンター」として名称とその役割をかえ、被災者支援を続けています。地震発生からしばらくの期間は、地震によって被害を受けた家屋や住居から壊れた家財の運搬や、ブロック塀の撤去などが中心でしたが、いまは仮説住宅に暮らす皆さんが、健康的で穏やかに暮らせるような生活面の見守りや相談が中心となっています。

 感謝祭では、益城町社会福祉協議会とJAM九州・山口が連携し、餅つきをして、近隣の仮説住宅に住む方々にお餅を届けました。益城町の社会福祉協議会の事務局次長への「今はどんな支援が求められるのか、我々で何かできることはないか」という問いかけには、「最近は、仮設住宅に赴いて、レクリエーションや交流イベントを開いてもらうことが多いですね」と話されていました。 

 今もなお熊本地震によって38000人が仮説住宅での避難生活を続けています。震源となった益城町も被災した住居の解体は進んだものの、新らたな住居の建設には遅れが見られ、復興はまだまだこれからと言えます。2年前の地震災害を風化させず、被災した方々がいち早く安心で穏やかな生活を取り戻せるよう、労働組合としても、連合やJAMと連携し、継続的な支援ができるよう努力したいと思います。

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